NPO法人 脳腫瘍ネットワーク 「第17回 脳腫瘍患者・家族のための勉強会」開催報告
NPO法人 脳腫瘍ネットワーク(JBTA)は、この度、「第17回 脳腫瘍患者・家族のための勉強会」をハイブリッド形式で開催いたしました。
ご多忙の中、多くの患者さん、ご家族様、ならびに医療関係者の皆様にご参加いただき、心より感謝申し上げます。
(参加者数:【対面】22名(演者含む)【オンライン】40名 計62名)
今回の勉強会では、最新の治療法から、日常生活に関わるリハビリテーション、さらに今後の研究動向まで、幅広いテーマを取り上げました。
【アンケート結果と参加者の声】
勉強会後に実施したアンケートには、大変多くの貴重なご意見・ご感想をお寄せいただきました。
参加者の皆様の満足度は非常に高く、これは今後の活動の大きな励みとなりました。
1.全体的な満足度
本勉強会全体について、「大変満足」「満足」と回答された方が100%に達し、会の内容、運営、形式のすべてにおいて高いご評価をいただきました。
2.内容の理解度
専門性の高いテーマにも関わらず、参加者の100%が「おおむね理解できた」「非常に理解できた」と回答されました。
これは、演者の先生方の熱意ある分かりやすいご講演が、参加者の皆様に深く伝わったことを示しております。
3.開催時間に関する評価
開始時刻(午前10時)については、約90%の方が「ちょうどよかった」と評価されました。
開催時間(2時間30分)については、約80%が「ちょうどよかった」とされた一方で、一部「少し長かった」というご意見もございました。
次回以降、より集中していただけるよう、時間配分についても引き続き検討してまいります。
4.特に役に立った内容・ご感想(抜粋)
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ST(言語聴覚士)の先生の具体的なリハビリテーションに関するお話が非常に参考になった。
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最新の治験や治療法(BNCTなど)の現状について、具体的な情報を得ることができた。
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大変貴重な機会をいただきありがとうございました。
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ハイブリッド開催でもあるし、もっと多くの人に参加してもらいたい。
5.今後の勉強会で取り上げてほしいテーマ
今回の勉強会で多くの関心が寄せられたテーマ、および今後取り上げてほしいというご要望を多数いただきました。
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最新治療・治験情報: 光免疫療法など先進的な医療や治験についての詳細。
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リハビリテーション: 言語・身体リハビリの詳細な事例と自宅でできること。
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生活支援: 就労状況の実態や、患者本人が取り組める免疫力向上方法。
結び
ご参加いただきました皆様、そしてご多忙な中、貴重なご講演を賜りました演者の先生方、そして会場をご提供くださった大阪医科薬科大学の関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
JBTAでは、今回いただいたご意見やご要望を真摯に受け止め、より質の高い情報提供と交流の機会を提供してまいります。
特に、先進的な治療法の情報や、患者さん・ご家族様の生活の質(QOL)向上に直結するリハビリテーションや就労支援のテーマは、次回以降の企画の貴重な参考にさせていただきます。
今後ともJBTAの活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
NPO法人 脳腫瘍ネットワーク(JBTA)理事会