活動報告

2025年

日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)脳腫瘍グループ 患者市民セミナー2025 開催報告

日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)脳腫瘍グループ 患者市民セミナー2025 開催報告

去る9月3日(水)に開催された「日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)脳腫瘍グループ 患者市民セミナー2025」は、55名もの大変多くの方々にご参加いただき、無事盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

参加者満足度100%を達成

今回のセミナー終了後に実施したアンケートでは、参加者全員が「大変満足」または「満足」と回答。参加者の皆様に、セミナーの目的や内容が十分に伝わったことを示す結果となりました。

特に、医師の脳腫瘍研究に対する情熱や姿勢に感銘を受けられたという声が多く寄せられました。また、「脳腫瘍という病気を冷静に客観的に見られるようになった」「治験の難しさを知ることができた」など、病気への理解を深めるきっかけになったというご意見も多くいただきました。

今後のセミナーに向けて

皆様からの貴重なご意見をもとに、今後のセミナーをさらに充実させていきたいと考えています。

より分かりやすい内容に: 「専門用語がやや難しかった」というご意見を踏まえ、図やイラストを多用するなど、専門的な内容をより平易な言葉で解説できるよう工夫します。

生活に密着したテーマを追加: AYA世代(思春期・若年成人)の支援やQOL(生活の質)の向上といった、日常生活に役立つテーマを取り入れることを検討します。

病気全体の理解を深めるセッション: 脳腫瘍の全体像を分かりやすく解説する入門的なセッションを設けることで、参加者の学びをさらに深めることを検討します。

今回の成功を糧に、参加者の皆様に寄り添うセミナーを継続的に開催してまいります。今後とも、JBTAの活動にご期待ください。


5月24日 第3回 希少がんコミュニティーオープンデーに参加しました

5月24日、国立がん研究センター中央病院にて開催された「第3回 希少がんコミュニティオープンデー」に理事が参加しました。

詳細はHPをご覧ください。

希少がんコミュニティオープンデーHP

【開催報告】第3回 希少がんコミュニティーオープンデー「臨床試験、私も参加できますか?」 - 日本希少がん患者会ネットワーク Rare Cancers Japan (RCJ)


3月23日(日)患者・家族交流会を開催しました

約20名の患者・家族の方と交流を行いました。

グリオーマ、良性腫瘍という2つのグループ(部屋)に分け、それぞれとても活発な意見交換を行うことができました。

今回術後の後遺症について医師を含む周囲の理解・対応が充分でない状況は改善が急務だと痛感しました。

JBTAでは今後も脳腫瘍患者さんやご家族が交流しやすい場をつくっていきたいと考えておりますので、引き続きご支援をお願いいたします。


2月24日(月)患者・家族交流会を開催しました

約20名の患者・家族の方と交流を行いました。

グリオーマ、グリオーマ以外、良性腫瘍という3つのグループ(部屋)に分け、それぞれとても活発な意見交換を行うことができました。

今後も脳腫瘍患者さんやご家族が交流しやすい場をつくっていきたいと考えておりますので、引き続き脳腫瘍ネットワーク(JBTA)へのご支援をお願いいたします。


2024年

12月15日(日)患者・家族交流会を開催しました

岐阜県にある河村病院脳神経外科部長の夏目敦至先生にもご参加いただき、約20名の患者・家族の方と交流を行いました。

セカンドオピニオンや覚醒下手術の話など多くの質問があがり、夏目先生からご助言をいただいたり、同じような経験をしている仲間たちからのコメントが出たり、とても活発な意見交換を行うことができました。

今回が2024年最後の交流会でした。来年以降も脳腫瘍患者さんやご家族が交流できる場をつくっていきたいと考えておりますので、引き続き、脳腫瘍ネットワーク(JBTA)へのご支援をお願いいたします。


10月13日(日)患者・家族交流会を開催しました

本日、学会参加報告と交流会を開催しました。

第2回脳腫瘍支持療法研究学術集会では、「多職種チーム医療の実践〜その人らしさを大切に」をテーマに、全国からの脳腫瘍診療に関わる医療者が各施設での取り組みや課題などの発表が行われました。JBTAからは「脳腫瘍患者および介護者からみた支持療法の取り組みと成果」という演題で、理事の野村が支持療法研究パンフレットの現状を伝えてまいりました。先日のアンケートにご協力くださった方々に感謝申し上げます。


日本脳腫瘍学会 第2回脳腫瘍支持療法研究学術集会: http://scbtp2.umin.jp/


交流会では、パンフレットをどのように周知していったら良いのか、地方と都市部、施設ごとに異なる状況、情報へのアクセスの課題など、活発な意見交換を行うことができました。患者だけでなく医療従事者の方々へもパンフレットの周知を継続して行なっていきたいと思います。


脳腫瘍支持療法パンフレット: https://www.jsn-o.com/careinfo/index.html


今後もJBTAでは同じ立場の方と話すことができる交流会や、専門家を招いての勉強会などを開催していきますので、ぜひお気軽にご参加下さい。


9月22日(日)患者・家族交流会を開催しました

9月22日、出張報告と患者交流会を開催しました。

ローリン理事長によるASNO(Asia Society of Neuro-Oncology)出張報告と参加者同士の意見交換を行いました。出張報告ではアジア各国における患者の置かれた状況の違い等について知ることが出来ました。意見交換会では参加者同士が病気を抱えながらの仕事上の悩みについて話し合いました。

今後もJBTAでは同じ立場の方と話すことができる交流会や、専門家を招いての勉強会などを開催していきますので、ぜひお気軽にご参加下さい。


7月28日(日)患者・家族交流会を開催しました

書籍「春の香り」を執筆されたJBTA会員の坂野さんをおむかえし、闘病のようすをまじえながら、春香さんが伝えたかったメッセージをお話いただきました。さまざまな心の葛藤を抱えながらも家族が1つとなって過ごされた日々の様子が目に浮かび、胸が熱くなりました。

春香さんが教えてくれた5つの「生きること」の意味は、本日ご参加された脳腫瘍患者さんにもご家族の方にも、深く心に残るものになったと思います。


<春の香りについて>

11歳で発症した娘の脳腫瘍。手術後、寛解したものの6年後再発、そして再再発。右半身麻痺、失語症に加え、失われていく光、精神症状を伴う発作と怒濤の日々の中で、これから先何があっても娘と向き合い、寄り添い、支え、抱きしめていこうと決めた父と母。闘病しながらの学生生活、夢を諦めず絵を描く姿、発作時の言動やその対処の様子など。父と母、それぞれの視点からの娘の闘病と介護の記録。

書籍詳細:春の香り | 書籍案内 | 文芸社 (bungeisha.co.jp)


『トークライブ脳腫瘍』へのご参加ありがとうございました

脳腫瘍のことをもっと知ってほしい。

脳腫瘍患者さん・ご家族に元気になってもらいたい。

仲間として同じ目線で一緒に語りたい。

そんな思いから開催した「トークライブ脳腫瘍」。

会場とオンラインあわせて70人以上の方にご参加いただき、大盛況のうちに終了することができました。

漫画家サシダユキヒロさんの体験談、北海道日本ハムファイターズ山﨑福也選手からの応援メッセージ、医療従事者の方を含むパネルディスカッションと盛りだくさんの内容でした。

今後も多くの方々と集えることを楽しみにしています!

↓サシダさんのご講演は漫画のコマとあわせて臨場感あふれるお話でした。

↓パネリストの皆さんにもそれぞれの思いを語っていただきました。

 【サポート会員募集とご寄附のお願い 】

NPO法人脳腫瘍ネットワークの活動は、皆様からのご支援によって支えられています。

サポート会員のお申し込みや自由な金額でのご寄附を随時受け付けております。

https://www.jbta.org/support.html


3月24日JBTA患者・家族交流会を開催しました

JBTA会員を対象とした交流会を開催し、23名の方にご参加いただきました。

Zoomのブレイクアウトルームの機能を利用して、少人数のグループを作ることで活発な意見交換を行うことができました。また、JBTAで案内しているインタビュー調査や脳腫瘍への支持療法に関する意見や要望を伺うこともできました。

今後もJBTAでは同じ立場の方と話すことができる交流会や、専門家を招いての勉強会などを開催していきますので、ぜひお気軽にご参加下さい。


IDH 変異型びまん性神経膠腫の患者および介護者に関する調査

https://www.jbta.org/news/info/20240123.html


「認知機能障害のある悪性神経膠腫患者の家族が代理意思決定する体験とサポートニーズ」研究への参加者募集

https://www.jbta.org/news/info/20231216.html


脳腫瘍支持療法情報(日本脳腫瘍学会)

https://www.jsn-o.com/careinfo/index.html


2023年

10月14日、患者・家族交流会を開催しました

初参加の方を含む20名での交流会となりました。治療ガイドラインに思う事、病院の選び方、治療後のフォロー、患者コミュニティの模索、セラピスト・精神腫瘍医による助け等、活発な意見交換が出来ました。

JBTAでは今後も患者及びその家族の方同士が気軽に交流できる場を提供してまいります。今後ともよろしくお願い致します。

8月20日 JBTA患者・家族交流会を開催しました

8月20日に交流会を開催し20名弱の方にご参加いただきました。今回は7月22日に開催された脳腫瘍支持療法研究会での発表内容を中心に、参加者の皆さんと一緒に、脳腫瘍患者の支持療法や患者会の認知度を高めていく方法などを話し合いました。患者・家族のニーズを医療従事者と共有し、より充実したサポートを受けることが可能になるように活動していきたいと思います。

次回の交流会は9月16日(土)10:30〜です。多くの方のご参加をお待ちしております。

https://www.jbta.org/news/event/20230730_2.html


6月17日 JBTA患者・家族交流会を開催しました

会員の方17名にご参加いただき交流会を開催しました。

病院の探し方や決め方、治療による副作用の話などの話題があがり、和やかな時間を過ごすことができました。

病気の種類や状況、それぞれの立場や住んでいる所は異なりますが、脳腫瘍と関わりながら日々を過ごしているという共通点をもつ仲間たちと語り合える貴重な時間でした。

毎月の交流会を楽しみにしている、という運営側にとっては非常に光栄な言葉もかけてもらいました。

今回はオンライン・ハイブリッド・対面での交流会についての意見も伺いましたので、それぞれの開催方法のメリットを活かしながら、継続的な活動を行っていきたいと思います。


5月13日、JBTA令和5年度総会・交流会を開催しました

会員の皆様のご協力により、今年度の総会も無事終えることが出来ました。

誠にありがとうございます。

また総会後は30名以上の参加による交流会を開催しました。今回のゲストである澤村先生、夏目先生から国内における診療の実情をお話してもらいました。だいぶ普及してきた遺伝子診断とは何か?に始まり、WHOの分類表更新による診断への影響等、詳細な説明と率直なご意見を伺うことが出来ました。

JBTAでは今後も患者及びその家族の方同士が気軽に交流できる場を提供してまいります。今後ともよろしくお願い致します。

3月18日 JBTA患者・家族交流会を開催しました

初参加の方を含を含む26名で開催しました(zoom)。今回の交流会では東邦大学医療センター大橋病院脳神経外科准教授 齋藤紀彦先生、ピアサポーター 島津智子さんをお迎えし「脳腫瘍サバイバーケアプログラム360°」の紹介をしてもらいました。患者が治療後に感じる、以前の自分との違いや違和感、その他様々な悩みについて専門スタッフがサポートを行う、素晴らしい活動であると感じました。

JBTAでは今後も患者及びその家族の方同士が気軽に交流できる場を提供してまいります。今後ともよろしくお願い致します。

2月19日 JBTA患者・家族交流会を開催しました

初参加の方を含を含む19名で開催しました(zoom)。今回はリハビリに関する話題をメインに意見交換しました。「術後のリハビリ計画の全体像が見えづらい」等の声があった他、(主治医を含め)周囲になかなか理解してもらえない「痛み」や「違和感」についても様々な意見が交わされました。JBTAでは今後も患者及びその家族の方同士が気軽に交流できる場を提供してまいります。今後ともよろしくお願い致します。

1月28日 JCOG脳腫瘍グループ意見交換会が開催されました

JCOG脳腫瘍グループの先生方とIDH変異を持つ神経膠腫に関する臨床試験について意見交換が行われました。

計画中の新規臨床試験をご説明いただき、患者・家族としての疑問点や懸念に思うことなどをコメントさせていただきました。

医療において患者目線での意見を取り入れることは非常に大切なことです。PPI(患者市民参画)活動の一環としてこのような貴重な機会をいただき感謝しております。より良い標準治療の確立につながるよう期待しています。


2022年

12月18日 JBTA患者・家族交流会を開催しました

初参加の方を含を含む21名で開催しました(zoom)。初めに「第40回日本脳腫瘍学会学術集会(12月4~6日開催)」の場で当会が行った活動や発表した内容を、参加した理事3名が報告しました。その後は参加者同士がそれぞれの近況や悩みや感じていることを語り合い、大変有意義な時間になりました。JBTAでは今後も患者及びその家族の方同士が気軽に交流できる場を提供してまいります。今後ともよろしくお願い致します。

9月17日 第4回JCOG脳腫瘍患者・市民セミナーを開催しました

9月17日、第4回JCOG脳腫瘍患者・市民セミナーを開催しました。

患者市民参画の一環として、臨床試験に関する意見交換を行い、患者目線での意見を研究者にお伝えしました。

また、臨床試験を計画し開始に至るまでには様々な検討が行われ、とても大変な作業なのであることも学ぶことができました。今後より具体的な活動に繋げられるよう、さらに議論を進めてまいりたいと思います。

質疑応答の中で、臨床試験の探し方として、実演にて使い方をご説明いただきましたのでご紹介します。

臨床試験への参加可否につきましては、主治医の先生のご相談ください。


jCRT(臨床研究等提出・公開システム)

https://jrct.niph.go.jp/search


日本脳腫瘍学会 臨床試験情報

https://www.jsn-o.com/clinical/index.html


7月23日 JBTA患者・家族交流会を開催しました

初参加の方を含を含む19名で開催しました。今回はてんかんに関する話題(車や自転車の運転・薬の相性等)や周囲への病気の伝え方について、各々が経験を交えながら活発に意見交換できました。JBTAでは今後も患者及びその家族の方同士が気軽に交流できる場を提供してまいります。今後ともよろしくお願い致します。

6月19日 腫瘍治療電場療法に関する情報交換会を開催しました

6月19日に、腫瘍治療電場療法に関する情報交換会を開催しました。

杏林大学脳神経外科の齊藤邦昭先生より、膠芽腫の治療や腫瘍治療電場療法に関してご講演いただき、患者さんの日常生活の様子についてもお話いただきました。

情報交換会では、現在この治療を受けている方や検討中の方など、様々な立場の参加者から疑問に感じる点や不安に思っていることについて活発な意見交換が行われました。

JBTAでは今後も、患者さんやご家族の方が情報を共有しあえるような場を作っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

※齊藤先生のご厚意により、講演スライドをご提供いただきましたので、ご活用いただければと思います。

講演スライド ≫  PDF 


ダブラフェニブ・トラメチニブに関する要望書

JBTAは、4月30日付けで「ダブラフェニブメシル酸塩カプセル及びトラメチニブジメチルスルホキシド付加物錠の適応拡大を目的とした医薬品開発リスト掲載に関する要望書」を提出しましたのでご報告いたします。本要望書は日本医師会の「治験・臨床試験を機動的かつ円滑に実施するためのサポート機能に関する研究」に関連して提出されました。


要望した内容は下記のとおりです。


・ダブラフェニブメシル酸塩カプセル及びトラメチニブジメチルスルホキシド付加物錠の適応症を、BRAF遺伝子 異常を有する神経膠腫に拡大するため、医薬品開発の候補品として推薦すること


ダブラフェニブとトラメチニブによる併用療法は、BRAF 遺伝子変異を有する他のがん種に対して国内外ですでに薬事承認されています。

また、BRAF 変異を有する低悪性度・高悪性度神経膠腫患者を対象とした第 2 相臨床試験が、日本を含む国際共同試験として実施され、良好な奏効率と投与後の安全性が示されております。BRAF 遺伝子異常を有する神経膠腫の患者にとって、治療の選択肢の1つとなることを期待しています。


近年は、医薬品開発に患者の意見を取り入れることの必要性が注目されていますので、患者団体として、今後も研究者の先生方や製薬会社との連携を強めていけたらと思っています。

これからもJBTAの活動へのご理解とご支援を、よろしくお願いします。

要望書 ≫  PDF 


4月10日 勉強会「知っておきたい制度のはなし」を開催しました

『知っておきたい制度のはなし』と題して、社会的制度や支援に関する勉強会を行いました。

社会保険労務士の山岸玲子先生が、①治療に役立つ制度、②生活を支援する制度、③手当・給付、と様々な制度を分類しながら、各制度の概要や問合せ先を解説してくださいました。今すぐに利用するものではなくても、必要になったタイミングで速やかに申請して受給できるために、とても役立つ情報が満載でした。

今回多くの方から関心をいただき、脳腫瘍患者・家族は何らかの社会的支援が得られないのかという切実な思いを抱え、生活において不安を持っている方が多いのだと、感じさせられました。JBTAでは、患者・家族が少しでも安心して過ごしていけるよう、交流会や勉強会などの活動を続けていきますので、今後ともよろしくお願いします。


3月19日 JBTA患者・家族交流会を開催しました

3月19日に2021年度最後の交流会を開催し、17名の方にご参加いただきました。

まず理事の野村より、家族として脳腫瘍と関わってきた体験談をお話しました。病気・治療の経過や、利用していた社会的支援制度についての説明を通して、脳腫瘍との向き合い方の一例を知ってもらう機会になりましたら幸いです。

その後も、障がい者の方が利用できる制度についての困りごとや、再発への不安にどう対処したらいいかなど、活発な意見交換を行うことができました。


今後も皆さんの体験談を話していただく時間を設けたいと思いますので、ぜひご参加ください。


JBTAのホームページには、体験談を掲載しています。

https://www.jbta.org/index.html

※体験談を書いてくださる方も随時募集しています。


2月20日 JBTA患者・家族交流会を開催しました

2月20日、JBTA会員を対象とした交流会を行いました。参加者15名。

今回は、冒頭にてJBTA副理事長であり「認定NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト」代表理事でもある田川より、こどもホスピスの活動について、昨年オープンした「うみとそらのおうち」(下記)の紹介を含めて報告致しました。

https://childrenshospice.yokohama/ych/institution.html

そのほか会員各々が近況や思うこと等、自由に発言し交流を深めることができました。

今後もJBTAでは同じ立場の同士が話し合える貴重な場として定期開催していきますのでぜひお気軽にご参加下さい。

次回は3/19(土)10:30より予定しております(詳細は改めてお知らせ致します)。


2021年

12月18日 学会参加報告会&交流会を行いました

12月18日、学会参加の報告会&交流会をZoomにて開催し、約20名の会員の方にご参加いただきました。

12月5日〜7日に神戸・有馬温泉で開催された第39回日本脳腫瘍学会学術集会において、JBTA理事6名が参加し、2020年〜2021年の活動報告および今後行われるがん患者のアンメットニーズ調査について発表しましたので、参加報告を行いました。

冒頭には大会長の村垣先生(東京女子医大)も参加してくださり、今年の学術集会のテーマである”One Team for Brain Tumor Moonshot”への想いを伺うことができました。


今回、多くの研究発表を聴講することで大変勉強になっただけでなく、患者会も含めた1つのチームとして脳腫瘍患者が抱える課題に取り組んでいきたいという先生方の気持ちを肌で感じることができ、本当に貴重な機会でした。この経験を、JBTAのより良い活動に繋げていけたらと思っています。


発表内容は、スライドとポスターのPDFをご覧ください。質問等ありましたら、遠慮なく、toiawase@jbta.orgまでご連絡ください。


その後の交流会では、脳腫瘍患者に対するリハビリへのアクセスや、医療情報をどう収集し見極めていくのか等、多くのトピックを話し合うことができました。


今回が2021年最後の交流会でしたが、来年以降も続けていきますので、ぜひご参加ください。


脳神経外科医と医療従事者むけのハイライト ≫  PDF 

(希少)がん患者のアンメットニーズ調査 ≫  PDF 


11月13日 脳腫瘍患者・家族のための勉強会を開催しました

11月13日、第13回脳腫瘍患者・家族のための勉強会 in 関西を、神戸大学で行いました。

会場参加の約10名と、Zoomからの50名を超える参加者をハイブリッド形式で繋いで開催しました。関西地区の脳外科医の先生方も多く参加してくださり、活発な質疑応答を含め、とても有意義なセミナーでした。


体力を落とさないための栄養摂取や、神戸大学でのがん遺伝子パネル検査のご経験、デリタクトの現状、小児脳腫瘍に対する陽子線治療など、日常生活から最新の診療まで、幅広いテーマを取り上げていただきました。


関西地区のJBTAをサポートしてくださっている先生方と会員の方々のご協力により、今回の勉強会を開催することができました。改めて、御礼申し上げます。


10月24日 腫瘍治療電場療法に関する情報交換会を開催しました

10月24日、腫瘍治療電場療法を受けている方や治療を検討中の方等を対象とした情報交換会を開催しました。

慶應義塾大学病院脳神経外科の佐々木先生のご講演では、本治療に関する情報や臨床試験結果の解説、慶應義塾大学病院でのご経験について、非常に分かりやすくお話ししていただきました。

その後、実際に使っている中での疑問点をあげたり、お互いの情報を交換しあったりして、患者さん同士での交流を行うことができました。同じような経験をしている仲間と知り合うことが患者さんの力になれば、と願っています。

JBTAでは今後もこのような交流の場を作っていきたいと思っていますので、ぜひご参加ください。


9月25日 第1回JCOG脳腫瘍グループ患者市民セミナーが開催されました

9月25日に、第1回JCOG脳腫瘍グループ患者市民セミナーが開催されました。

JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)の先生方から提示された臨床試験の案について、患者としてはどう思うか、どうしたらより良い試験になるか、など意見交換を行いました。

また、JBTAの交流会で話題になることが多い『治療をいつまで続けるのか』という議題についても、これまでの治療法開発の経緯や、先生方の思いを知ることができました。

患者の意見から臨床試験を立案していくような流れを作りたいとの話もありましたので、今後も医療従事者との対話を続けていくことが大切だと感じています。


患者の声をあげていくための活動へのご協力、引き続きよろしくお願いします。


9月18日 JBTA患者・家族交流会を開催しました

本日(9月18日)、JBTA会員を対象とした交流会を行いました。

今回は良性腫瘍を主なテーマとして特別ゲストに澤村先生をお迎えし、20名の参加となりました。最新の治療の実情や注意点、各自の悩みについて幅広く情報収集や意見交換が出来ました。また高次脳機能障害が障害年金の受給対象であり手続きの煩雑さを乗り越えれば利用できることなど、知れば助けになる知識もあり非常に実りある交流会となりました。交流会は今後も定期的に開催しますので、どうぞお気軽にご参加ください。


*再登録のお願い*

8月上旬に、JBTA会員の方宛てに<再登録>に関するメールをお送りしました。記載してある手順での<再登録>を、9月末までには行っていただけますよう、ご協力お願いいたします。

<再登録>したけど、ID・パスワードが届かないという方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームからご一報いただけばと思います。

お手数をおかけしますが、JBTAの活動へのご理解をお願いいたします。


テモゾロミド錠に関して打合せを行いました

テモゾロミド錠の製造販売元である日本化薬株式会社と、ミーティングを行いました。

日本化薬とJBTAは、定期的な情報交換を続けてきており、テモゾロミド錠の早期製造再開と安定供給をお願いしています。

ご心配なことなどがありましたら、遠慮なくお問合せください。


8月22日 JBTA患者・家族交流会を開催しました

本日(8月22日)、JBTA会員を対象とした交流会を行いました。

17人の脳腫瘍患者さんやご家族の方が参加され、いつも貴重な情報やご経験を教えてくださる方々や、脳腫瘍と診断されたばかりで初めて参加される方まで、色々な状況の方々と2時間お話しすることができました。何らかの形で脳腫瘍と関わっているという共通項をもとに、それぞれの経験を交換することができた会になったと思います。

日常生活や病院でも、なかなか仲間に出会うことが少ない病気なので、今後もJBTA交流会の場を活用していただければと思います。


*再登録のお願い*

8月上旬に、JBTA会員の方宛てに<再登録>に関するメールをお送りしました。記載してある手順での<再登録>を、9月末までには行っていただけますよう、ご協力お願いいたします。

<再登録>したけど、ID・パスワードが届かないという方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームからご一報いただけばと思います。

お手数をおかけしますが、JBTAの活動へのご理解をお願いいたします。


「脳腫瘍とリハビリテーション」講演資料

3月27日に講演会「脳腫瘍とリハビリテーション」を開催しました。

病院での治療を終えた後には、自宅での生活を続けていくことが多いと思いますが、

脳腫瘍を患いながらの生活に不安を感じる方は少なくありません。

そんな患者さんやご家族に対する実践的なアドバイスを専門家の方々からいただきました。

また、退院後の様子や患者・家族の感じることを、病院でご活躍されている医療従事者の方にお伝えすることができ、とても有意義な会となりました。JBTAでは今後もTokyo OT Brain Tumor Networkの皆さんと連携を取っていこうと考えています。

ご講義の中で草場 正彦理学療法士(関西電力病院リハビリテーション部)が使用されたスライドを共有いただきましたので、ぜひ参考にしてみてください。


脳腫瘍とリハビリテーション資料 ≫  PDF